高速道路が完成するまでの流れを把握しよう

>

絶対に必要なものがある

橋を作る方法

山奥は、大きな車が侵入できません。
その場合は、ケーブルエレクション工法で橋を作ります。
この工法は工場で事前に作った橋桁を、ケーブルを使って組み立てていきます。
橋を作っている間は、道路を通行止めにしなければいけません。
昼間に行うと、多くの人に迷惑を掛けてしまいます。
そのため、夜に行われることが多いです。

夜は交通量が減るので、通行止めになっても与える影響が少ないです。
大きなクレーン車を使って、大きな材料を1回で架けると通行止めにする日数も減らせます。
そのように高速道路を作る時は、周囲に迷惑を掛けないように様々な工夫が施されています。
夜間に高速道路を通る予定がある人は、工事が行われていないか確認しましょう。

トンネル作りに採用される工法

山岳部でトンネルを掘る時は、NATM工法が採用されるケースが多いです。
この工法では、掘削機械や火薬を使って山に穴を掘ります。
そして掘った部分が崩れないよう、コンクリートを吹き付ける工法のことを言います。
コンクリートの代わりに鋼材や、ロックボルトを使うことも多いです。

開発されている都市部の下や、河川の下にトンネルを掘る時はシールド工法が採用されています。
最初にシールドマシンを使って、トンネルの断面に合わせて周辺を掘り進めます。
この時に掘った部分が崩れないように、セグメントと呼ばれるトンネルの壁を作りながら掘っていくことがシールド工法の特徴です。
今はこのような方法が生まれているので、安全に作業できています。


この記事をシェアする
TOPへ戻る